福島工場の施設内は、高度な各種管理システムによって監視と記録が行われています。
各室、個別センサーによる温度・湿度・室間差圧の監視システムを採用し、空調に起因するクロスコンタミの防止と最適な作業環境を構築。
他にもエアロックの活用による拡散防止など、徹底した環境管理を図り、逸脱時の迅速な発見を可能にしています。

●空調システム 区分毎にゾーンニング空調を行い、単一ダクトCAV方式、系統毎の再熱コイルにて温度管理を行うシステムを採用しています。 ●室間差圧 VAV及びPCDにて室圧をリニアに制御しています。クリーン通路を最陽圧として制御し各作業室からの気流によるコンタミネーション防止しています。 ●防虫対策 緑が多い故に、防虫には細心の注意を払っております。正面玄関・通用口それぞれにエアーカーテン、水路を設置し飛来昆虫、歩行昆虫の侵入を防いでおります。
同様に原材料搬入口及び製品搬出口もエアーカーテン、オートロック式高速シャッターを二重に設置しております。
また、定期的に専門業者によるモニタリングを実施し、虫の侵入・生息の有無を確認しています。

人々の命や健康に携わる事業活動を展開する秋山錠剤にとって、環境保全は重要な課題であると認識しています。
そのため福島工場の敷地内に太陽光発電システムを導入するなど、環境負荷の低減に自主的かつ積極的に取り組んでいます。

福島工場では、開かれたくすり造りを実現する取り組みの一環として、工場見学を行っています。
施設内には見学通路があり、充填・包装ラインの見学が可能。当社の設備群と技術力を肌で感じとっていただけます。